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妊娠中の食事に注意!妊婦さんが避けたい食べ物・飲み物12品

 2016/09/09 妊娠
この記事は約 11 分で読めます。
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生肉(トキソプラズマ)

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生肉(ユッケや馬刺し等)には感染症を及ぼす「トキソプラズマ(寄生虫)」が付着している可能性があるようです。食卓に良く出てくる豚、鳥、牛に限らず様々な家畜類に感染するケースが報告されているようなので、「これは大丈夫!」というのはありません。

健康な身体であったり、今までに感染した事のある方なら影響はほぼないようですが、妊婦さんが初感染だった場合は話が変わっていきます。

約半数の確率でお腹の赤ちゃんにも感染し「死産・流産・脳や眼の障害」といった非常に怖いリスクが発生してしまいます。また、産まれた時は何もなくても成長の過程で「子供の発育不全、精神遅滞、視力障害」のような症状が発覚する事もあります。

このようにトキソプラズマへの感染はとても危険がありますが、加熱(67度以上)&冷凍(-12度)処理を行えば安全ですので、お肉を食べる際には調理に気を付けてみて下さい。

また、生肉との区別が微妙な食べ物で「生ハム」「生に近いローストビーフ」「レアステーキ」といったお肉料理があります。これらは全て加工過程により食べていい場合と食べてはいけない場合に分かれます。

分け方は簡単。日本の食品メーカーが加工してパック詰め管理されているものであれば問題はありません。反対に、レストランで出されるものは衛生管理や加熱処理が十分に行われているか分からないため、食べるのは止めておきましょう。

 

生卵(サルモネラ菌)

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生卵(殻含む)には食中毒を引き起こす原因になる「サルモネラ菌」が付着している可能性があります。

サルモネラ菌に感染しただけでは、お腹の赤ちゃんへ直接の影響があるわけではありませんが、下痢を起こすと子宮収縮を促してしまい、最悪流産や切迫早産といった高リスクの恐れがでてきます。

しかし日本のスーパーで一般的に売られている卵はとても安全性が高く、保存方法と消費期限を守って鮮度を保っていれば特に気にする必要はありませんよ。注意点で冷蔵保存してないもの、一度殻にヒビが入った後に時間が経ったものは必ず食べないようにして下さいね。

また、よくある卵料理の中に「半熟」があります。自分で管理された新鮮な卵で調理するのは問題ありませんが、レストランなどでは保存方法を知ることが出来ませんので生肉同様にしっかり火の通ったものを選びましょう。

 

大型の魚(メチル水銀)

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大型の魚には生態系のしくみ上、体内に「メチル水銀」を多く含みます。メチル水銀は妊婦さん自身には直接影響ありませんが、お腹の赤ちゃんは体外に排出する事が出来ず脳神経障害や発達障害につながる可能性があります。

厚生労働省がHP内で危険性を公表しているので一通り目を通してみて下さい。

【厚生労働省】「これからママになるあなたへお魚について知っておいてほしいこと」

見ればお分かり頂けると思いますが、普通のスーパーでは見かけない魚がほとんどですね。普段の食卓で食べる分にはそこまで気を遣う必要はないでしょう。

魚にはタンパク質、DHA、EPA、カルシウムと良質な栄養素を多く含んでいますので、偏らない範囲で積極的に取り入れていきましょうね。しかし、外食時は注意が必要です。特にお寿司屋さんでは「本マグロ」「メバチ」「メカジキ」「キンメダイ」等のネタが置いています。
絶対食べていけないわけではありませんが量の上限は1週間で80g(約4貫)だけです。我慢できるならなるべく控えた方が神経質にならず良いかもしれません。

 

魚・貝類(生)

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お刺身やお寿司等の生魚は食中毒リスクがありますので、鮮度が保たれているものを必ず食べるようにしましょう。生卵と同じく食中毒での下痢により流産や切迫早産といった危険の恐れがあるからです。
特に回転寿司でずっと廻って時間が経っているようなものは避け、注文してその場ですぐ食べてしまえるのがおすすめですね。

また、生のアサリや牡蠣等の貝類は絶対に食べるのを止めておきましょう。特に生牡蠣は体内に「ノロウイルス」をためやすく感染すると発熱、嘔吐、下痢といった症状を発症し大変危険です。妊娠中は薬の服用にも気を遣いますのでノロウイルスへの感染は十分注意して下さいね。
どうしても食べたい場合は厚生労働省が推奨するウイルスの失活化(中心部を85~90度で90秒間加熱)をしてからにしましょう。

150度以上の油で揚げるカキフライも中心は熱が伝わり辛いので、時間をしっかりかけ調理するのが望ましいです。

 

スモークサーモン(リステリア菌)

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スモークサーモンは火を通して熱を加えたものではなく煙で燻した(燻製)食品なので生魚同様「リステリア菌」が付着している可能性があり食中毒を起こす恐れがあります。

米食品医薬品局は妊婦さんに向けて「1週間に340g以内であれば影響は無い」と公表していますので、毎日食べ続けるといったような事がなければあまり心配は必要なさそうですね。

また、スモークサーモンには多くの塩分(25gで1gの塩分)が含まれており、食べ過ぎると妊婦さん1日の摂取上限である7gにすぐ近づいてしまうのでこちらの方が注意が必要かも知れません。

妊婦さんには嬉しい栄養素も多く摂れる万能食品のスモークサーモン。「全然口にしない」のは勿体無いですから適量を守り食事に摂り入れてみて下さいね。

 

昆布(ヨウ素)

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昆布は「ヨウ素(ヨード)」を非常に多く含む食材で、食べ過ぎるとお腹の赤ちゃんが甲状腺機能低下症となる恐れがあります。

特に乾燥昆布(水戻し前)のヨウ素含有量はたった1gで約2000μgで、妊婦さんが1日に摂取出来る上限の2000μgに届いてしまう量です。

kouroushou-youso-jyogen出典:厚生労働省

そのまま食べることはないでしょうが、ダシとして使っても他の食べ物と比べヨウ素が多いので摂り過ぎないようにしましょう。

また、心配で摂取を制限し過ぎるのも同様に危険で、ヨード欠乏症(流産、脳機能障害)やクレチン症(知能低下、発達障害)になってしまう可能性もあります。多い場合も少ない場合もリスクがあり「判断が難しい!」と感じるかも知れませんが、普通の食事での摂取量なら問題はありませんので、神経質にならる必要はありませんよ。

 

ひじき(無機ヒ素)

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ひじきは栄養価の非常に高い食材で認知されていますが、毒素の強い「無機ヒ素」が多く含まれています。毒と聞くと絶対食べてはダメなものに聞こえてしまいますが通常の摂取の範囲でなら何も問題はありません。

厚生労働省公表の数値では、体重50kgの成人で4.7g/日の乾燥ひじきを長期で摂り続けなければ異常をきたす事はないようです。更にひじきを食べるには調理が必要で、「水に戻す」「茹でる」2工程で70~80%のヒ素は外に流れ出てしまいますから全く問題ないでしょう。
※使った水は料理に使わないで下さい

参考までに言うと、今までひじきの食べ過ぎが理由で、お腹の中の赤ちゃんに健康障害や病気となった例はありませんので無理に気を遣うことはありませんよ。

 

レバー・あん肝・うなぎ・ほたるいか(レチノール)

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レバーやうなぎ、ほたるいかにはビタミンAが多く、「特に妊娠初期の妊婦さんが摂り過ぎると産まれてくる赤ちゃんが奇形となるリスクが高まる」とされています(厚労省公表)

「ビタミンAって健康に良いのでは?」と思った方もいるでしょうが、ビタミンAは「レチノール(動物性食品)」と馴染みのある「ベータカロチン(植物性食品)」の2つに分ける事が出来ます。ベータカロチンは摂り過ぎでも問題ありませんが、レチノールに関しては体外に排出されにくく結果過剰症を引き起こしてしまうんです。

独立行政法人国立健康・栄養研究所の調査データを見ると妊婦さんが健康障害、胎児奇形を及ぼさない最大値は4,500μgRE/日とされていますね。

ここでレチノールを多く含む食べ物順に数値を見てみましょう。

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鶏レバー、豚レバー、あん肝の3つは少量でも妊婦さんにとって非常に注意したい食べ物なのがわかりますね。
レバー等の肝類は鉄分、ビタミンA、ビタミンB2、葉酸等が多く含まれており栄養価の高い食品です。適量なら身体に良いことも沢山ありますので量を守って食べてみて下さいね。

 

ナチュラルチーズ(リステリア菌)

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非加熱の食材であるナチュラルチーズは「リステリア菌」が付着していおり、妊娠中の妊婦さんが感染してしまった場合胎盤を通って赤ちゃんにまで感染してしまい怖い症状を引き起こす可能性があります。

しかも妊婦さんは免疫力の問題で一般成人と比較しても20倍感染しやすい身体なんです。

流産、切迫早産の高リスク以外にも、奇形(水頭症、大頭症)、新生児髄膜炎、新生児敗血症と大変危険な症状に発展する場合があるので絶対食べるのは控えたいですよね。

【ナチュラルチーズの種類】
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※プロセスチーズやクリームチーズはナチュラルチーズを数種混ぜ合わせ加熱処理したものなので妊婦さんが食べても安全です。

食べてはいけないチーズが沢山あり注意が必要ですが、これは「外国産または飲食店で作られたもの」に限るんです。日本の食品メーカーが製造販売しているチーズに関してはしっかり殺菌処理されており、各メーカーが妊婦さんが食べても問題無いとしています。

チーズが大好きな方であれば「日本メーカ製造のチーズ」を選び、他の食品との栄養バランスを考えながら食べてみて下さいね。

 

カフェインが多い飲み物

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内閣府食品安全委員会によれば日本国内では現時点で「カフェイン」摂取による危険性の評価はされていません。

ですが、世界保健機関(WHO)では妊婦さんの悪影響を及ぼさないカフェイン最大摂取量が300mg/日までと定められていますので、できれば基準内に収めるのが好ましいでしょう。
※胎児への影響はWHOでも定められていません

通常の範囲ならあまり問題ありませんが、万が一のリスクが心配な方はWHOの基準内に収めるようにしましょう。

【飲みもの別カフェイン含有量】
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コーヒーであれば最高でも1日2~3杯といったところです。好きな方にとっては少し我慢が必要かも知れませんね。また、お茶類もカフェイン量が多く、コーヒーも飲まれる方はカフェインがない麦茶がおすすめですよ。

最近は妊婦さん用のカフェインレスコーヒーも多く売られています。リラックス効果も期待できるコーヒーはストレスの多い妊娠生活の助けにもなりますので、過剰摂取に気をつけ適量を守って飲むようにして下さいね。

 

お酒(アルコール)

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「妊娠中にお酒は飲んじゃダメ!」と妊婦さんの「アルコール」の摂取がNGなのは誰でもご存知かと思います。

これは妊婦さんが摂ったアルコール成分は胎盤では止まらず直接赤ちゃんまで届き先天性疾患の1つFAS(胎児性アルコール症候群)を引き起こしてしまう危険性があるからなのです。

前には「おちょこ1杯」程でも実際にFASの症状を患う赤ちゃんが生まれてきた事例も存在します。

「妊娠中のアルコール=発症」ではありませんが、飲酒しなければ絶対に避けられる疾患なので妊娠が分かっているなら赤ちゃんのことを想い必ず止めておきましょうね。

 

ハーブティー(アロエ・ハトムギ・カモミール)

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妊娠中の「ハーブティー」はカフェインも少なくリラックス効果も期待でき妊婦さんにおすすめしたい飲み物ですが、アロエ、ハトムギ、カモミールには子宮収縮作用があるとされており飲むのは控えた方が良さそうです。

妊婦さんの子宮収縮による影響は流産、切迫早産につながる場合もあり高リスクです。

ハーブティーを飲むのならローズヒップティー、ラズベリーリーフ、ジンジャー、ルイボスティー、ダンデライオンルート(たんぽぽコーヒー)などが健康の維持・増進に効果的ですので自分にあった香りものを選んでみて下さいね。

 

まとめ

いかがでしたか。今回は妊婦さんが「妊娠中に食べてはいけない食品12品」を紹介させていただきました。

「意外なものがあった!」と思った方もいるかもしれませんが、挙げた中で絶対にこれは気を付けてもらいたい食べ物というのはアルコールや非加熱処理の生ものくらいで、大半が摂取量を守ればOKなものばかりです。

正しく食べれば栄養も豊富に摂れ、元気な赤ちゃんの出産へと後押ししてくれる食材もありますので是非参考にしてみて下さいね。

 

 

 

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